サラリーマンを辞めてから、フリーランスになるまで Part1【退職決意まで】

今回から、サラリーマンを辞めてからフリーランスになるまでのことを書いていきたいとおもいます。
執筆を始めた時点で、まだ会社員です。有休消化中なので、辞めてるも同然の状態ではありますが、、、
なので、全体的にまとめるのは最後にして、ひとまず辞めるまでのことを書いていきたいと思います。

フリーランスでの働き方を勧めるものではありません。
今後も自分の体験をリアルに書いていきますので、フリーランスを考えている方の参考になればと思います。

退職時点でのプロフィール

退職時点での簡単なプロフィールです。
専門学校に入学してから、ITの勉強を始めました。入学前はOfficeも使えない程度のPCリテラシーでした。
自分のPCは持っていますが、ネットサーフィンで使う程度でした。
専門学校では2年間勉強しましたが、基本的には国家試験対策でプログラミングの授業は半年くらいだったかと思います。
ただ、おかげで基本情報技術者試験→応用情報技術者試験と合格ができました。

その後は地元のSIerに入社しました。
入社からしばらくは「.Net」系の業務アプリケーション開発に従事していました。
その後、3年目あたりからWebアプリケーション案件に従事し始め、そこからはWebアプリケーション開発がメイン業務となりました。
開発業務においては、要件定義・設計をはじめとした上流工程や開発・試験などの下流工程まで幅広く対応していました。
会社の規模もそこまで大きくなかったので、上流も下流もやらないと手が足りなかったんですよね。
開発の上で必要な打ち合わせについても、トップで動くことが多かったです。

また、しれっと中間管理職もやっていました。
組織の整備も甘い会社(関係者に読まれたら怒られそうですね(笑)この辺りもいつかお話できればと)
1年目は部下も3人程度ではありましたが、最後は7〜9人ほどだったでしょうか。
人事考課の面談や、勤怠管理などを行っていました。

そんな会社を入社6年半(7年目の夏)に退職することとなりました。

  • 業界経験:満6年
  • 経験言語:.Net(VB、C#)、ASP(VB)、ASP.Net(VB.Net)、Angular(TypeScript)、HTML5、css(Bootstrap)、JavaScript(jQuery)、PHP(Symfony、Laravel)
  • 経験工程:要件定義、設計、実装、試験、保守

退職に至った経緯

学生の頃からの目標

実は、学生時代から「独立」「開業」は目的にしていたことでした。
なので最初の理由は当初の目標達成のためですね。
とはいえ、中間管理職という役職を賜った以上、会社をよくするために働きたかったので「独立」を考えるのは辞めていました。

それでも独立したということは、、、、そういうことですね。

働き方の限界を感じた

先述の通り、「ひとりで様々なことをこなす」必要のある会社でした。
なので、開発から上流から下流まで、窓口業務もこなし、社内の管理も行う。それに加えて部下の教育も行なっていました。
技術的な教育であったり、社会人としての教育であったり様々でした。

別にこの働き方が嫌いだったわけではありません。ただ、立場が上がると仕事が「変わる」のではなく「増える」状況に限界を感じました。
会社としても、そこを変える気があったようには感じられませんでした。
※退職の意向を伝えた際に、社長から「変えようと思っていること」として伺った内容に含まれているので、今後は変わっていくのかもしれませんね。

収入を増やしたかった

私が勤めていた会社は「副業禁止」だったんですね。珍しくもなんともないことだとは思いますが。
そうすると、月給と年2回のボーナス以外に「収入」を得る方法がないわけです。
これは会社を辞めた理由というより、サラリーマンを辞めた理由でしょうか。
自分のスキルを活かして複業することで収入を増やしたかったというのも理由のひとつです。

時間を増やしたかった

今は時世柄(新型コロナウイルスの流行)リモートワークも広まっていますが、うちの会社はあまり進んでいませんでした。
ITなので環境はありますが、データの扱いであったり、部下の教育であったりで出社が必要なことが多々あったんですね。
特に私のように中間管理職以上に就いていると、その傾向が強かったように思えます。
なので、出退勤の時間がもったいなかったというのもあります。
また、私の地域は「自家用車」がないと移動できないような地域なので、移動中は何もできないといっても過言ではないわけです。。。

フリーランスとなって、ある程度働く場所や時間の自由を手に入れたかったというわけです。

サラリーマンに向いていなかった

退職決定後に「サラリーマン向いてなかったから、やめることにしたわ」と友人に報告すると「あいじっとらしい理由だね」と言われるくらいにはサラリーマンに向いていなかったようです。
同じようなことを繰り返すことが苦手なようです。

また、退職決定の一因にもなった案件では大事件が起きました。
詳細は伏せますが、サラリーマンの縦割りに我慢ができなくなりました。
私なりに会社単位のリスクを回避するために色々な提案をした中、上が認めなければそれは通らない。
結果、私が挙げた事故が発生し、私が挙げた対処を問題が起きてから休日に行う。これが起きてからは、退職の意志が固くなりました。

退職を決意してからやったこと

ブログ、noteの開設

まずは「副業」としてとてもイメージの強い「アフィリエイト」のためにブログを開設しようと思い、このブログを立ち上げました。
また、HPなどのサイト作りの手段としてwordpressの採用率が非常に高いと思ったので、慣れておきたいと思ってwordpressで作り始めました。

ちなみに退職間近のこの時点えアフィリエイトができるほどのサイトには成長していません。。。

市場調査

やりたいことは色々ありましたが、私の唯一の武器は「IT企業でプログラミングをやっていたこと」です。
なので、フリーランスエージェントに登録してどんな言語、どんな技術の需要があるのかを調査していました。

自分のスキルではどの程度稼げる見込みがあるか、他にどんな技術が必要になりそうか、需要の高い技術は何かといったようなことを調査して、自分に足りないものは調査や実際に使ってみたりしました。

最後に

会社員として組織に勤めている以上、多少の理不尽は仕方がないと思います。
とはいえ、自分の譲れない部分もあると思います。

今は昔のように「終身雇用」が当たり前でなように感じます。
自分の働き方、働く場所は常に考えることも大切なのではないでしょうか?

とはいえ「隣の芝は青く見える」ものなので、短絡的な行動は控えましょう。
私はこれから間違いなく苦労するでしょうし、フリーランスという生き方ができなくなるかもしれません。
とはいえ、こんな働き方をしたい方に情報がお伝えできればと思っています。

今後の更新もお楽しみに。