前回に引き続きポートフォリオ作りを進めていきます。
今回はLaravelプロジェクトなど実装に必要なものを準備し、Laravel拡張機能のログイン機能が動作する部分まで作成していきます。
前回の記事を読んでいない方は前回の記事を確認しておきましょう。
前回の記事

Laravelプロジェクト作成
コマンドを使ってLaravelプロジェクトを作成していきます。
今回はLaravel9を指定してプロジェクトを作成しますが、各自学習したバージョンや最新バージョンを使ってプロジェクトを作成すると良いでしょう。
コマンドはこちら
※「note_for_1on1」の部分は各自のアプリ名に書き換えましょう
composer create-project laravel/laravel --prefer-dist note_for_1on1 "9.*"
DBの作成
続いてデータベースを作成していきます。
実行するSQLはこちら
※「note_for_1on1」の部分は好きなDB名に書き換えましょう
create database note_for_1on1;
続いてユーザーを作成していきます。
ユーザー名、パスワードは各自設定しましょう。
2行目のSQLは権限を付与しています。DB名、ユーザー名を正しく指定して権限を付与してください。
create user 'dbuser'@'localhost' identified by 'パスワード';
GRANT ALL PRIVILEGES ON note_for_1on1.* to 'dbuser'@'localhost';
LaravelからDBへの接続設定を行う
続いて、LaravelからDBへの接続設定を行います。
.envファイルを開いて、下記の接続情報部分を修正します。
修正前
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=
修正後
初期値を参考に、先ほどのDB作成時の設定を入力していきます。
DB_HOST=localhost
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=note_for_1on1
DB_USERNAME=dbuser
DB_PASSWORD=パスワード
設定出来たら確認のため、マイグレーションを実行してみましょう。
正常にDBに接続されていれば、マイグレーションが実行されてテーブルが作成されます。
php artisan migrate

Laravel拡張のログイン機能(Laravel Breeze)をインストール
コマンドを実行してLaravelの認証機能をインストールします。
これによりログイン機能が使えるようになります。
composer require laravel/breeze --dev
php artisan breeze:install blade
インストールが終わったらコマンドを実行してビルトインサーバを起動後、ログイン画面にアクセスしましょう。
サーバーURLの後ろに「/login」を付けるとログイン画面にアクセスできます。
ローカル開発の場合は「http://127.0.0.1:8000/login」になりますね。
サーバ起動コマンドはこちら
php artisan serve

「/register」でユーザ登録画面にアクセスできるので、ログインユーザを作成してログインも確認してみましょう。

初回のみ、ユーザー登録後に自動でログインされダッシュボートが表示されます。

今回はここまで。
LaravelからDBへの接続も完了し、ログイン機能まで実装できました。
この手軽さがLaravelというフレームワークの利点ですね。
画面デザインもある程度は整っているので、これを活かしてアプリケーションを作っていこうと思います。